シングルマザー(母子家庭)が大変なこと5選!手当や支援制度についても徹底解説!

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シングルマザー(母子家庭)が大変なこと5選!手当や支援制度についても徹底解説!

シングルマザー(母子家庭)の生活は、想像以上に負担やストレスがかかり、大変なこともおおいと考えます。育児と仕事の両立が難しかったり、誰にも相談できず1人で抱え込んでしまったり。生活費や教育費の捻出に追われ、経済的に困窮する方も少なくありません。

そこで今回は、シングルマザー(母子家庭)が大変なことと、それを乗り越えるためのポイントを解説します。シングルマザー(母子家庭)が使える公的支援制度や減免、割引制度など具体的な支援ポイントもご紹介するため、ぜひ今後の生活にお役立てください。

なお、当社が運営する「wacca」では、ひとり親家庭に向けた各種サポートを提供しています。メンバー同士の助け合いを通して、シングルマザー(母子家庭)やシングルファザー(父子家庭)の抱える問題を解決することが目的です。 生活や子育て等、大変なことが多く悩まれているシングルマザー(母子家庭)やシングルファザー(父子家庭)の皆様は、一度コミュニティにご参加ください。あなたと同じ境遇の仲間や支援者が、具体的な解決策を提案いたします。

1.シングルマザー(母子家庭)が大変なこと5選

仕事と育児の両立、急なトラブル対応などシングルマザー(母子家庭)の苦労・大変なことは耐えません。

厚生労働省の調査によると、シングルマザー(母子家庭)が感じる大変なことは、「家計」が50.4 %、「仕事」が13.6 %、「自分の健康」が13.0 %、「住居」が9.4%となっています。また「相談相手がいない」ことでお悩みの方もいました。
参考|waccaユーザーアンケートの実施結果のまとめ

ここでは、シングルマザー(母子家庭)が感じる大変なことについて5点解説します。

1-1.[家計]生活費のやりくり

シングルマザー(母子家庭)では、ご自身の収入でその食費、住居費、光熱費、交通費、通信費等の全てを賄わなくてはなりません。

平成28年度の「全国ひとり親世帯等調査結果報告」によると、シングルマザー(母子家庭)の平均年収は243万円(うち就労収入は200万円)でした。
女性全体の平均年収が293万円であることを考えれば、シングルマザー(母子家庭)の生活がくるしく大変なことは想像できます。
年収については、以下の育児との両立の関係で、特に子供が小さいうちは長時間働くことが困難なことから、パート・アルバイト等での就業をされている方が54.7%にのぼることも、その平均年収に影響していることが考えられます。

もちろん、「愛する子供のためだから」と苦にならない方もいるでしょう。
しかし、日々の生活を賄うための生活費のやりくりをする必要性やその中で自分の趣味や日々の飲食代に使うお金などは真っ先に削る対象になるため、今までと生活環境や水準が変化し、ストレスを抱えるケースも考えられます。

1-2.[仕事]仕事と育児の両立

シングルマザー(母子家庭)になると、仕事と育児との両立は大きなテーマです。上記に記載のように家計を成り立たせつつも、子育て・育児も行う必要があり、とても大変なことです。

平成28年度の「全国ひとり親世帯等調査結果報告」によると、就業しているシングルマザー(母子家庭)の81.8%が就業しており、その働いているシングルマザーの帰宅時間で最も多いのは「午後6時〜8時」です。
仕事からの帰宅後は、お子様が幼稚園や保育園に通われている場合はそのお迎え、育児、食事、家事、明日の準備などに終われ、シングルマザー(母子家庭)が持てるプライベートな時間は非常に少ないことが考えられます。

そして、これら全てを基本的に一人で毎日対応する必要があります。

1-3.[健康]心身の疲労

シングルマザー(母子家庭)になると、心身の疲労が蓄積しやすいです。

例えば、労働政策研究・研修機構(JILPT)が掲示しているこちらの資料には、子どもに十分な養育資源を提供できない現実に耐えられずうつ病になったシングルマザー(母子家庭)や長時間労働のために入院が必要になるほど健康状態が悪化したりするシングルマザー(母子家庭)の事例が記述されています。
もし自分が体を壊したら仕事が出来ずお金を稼げなくなってしまう。そうなると子供はおろか、自分自身もご飯を食べれなくなってしまう。
そのような不安から、日々心身の疲労に悩まされ、健康を害してしまうシングルマザー(母子家庭)が既婚マザーよりも多いという報告がされています。

1-4.[住居]住まいの確保

シングルマザー(母子家庭)が今住んでいる家を出る場合、住まいの確保が必要です。
その際、お住まいになる人数だけではなく、「ご自身の収入」、「お子様の年齢」、「周囲の住環境」や「職場との距離」など、さまざまな要素を検討する必要があります。

特にご自身の収入との関連では、その家賃についてみると、2019年の「全国家計構造調査」によると、母子世帯(子どもが18歳未満)における住居費は平均28,462円。これは支出全体の約14%を占め、その負担は大きいことが考えられます。

なお、審査においては、「年収」、「 職業と勤続年数」、「 保証人や保証機関の有無」、「 入居者の身なりや人柄」、「 子どもの年齢」などが見られるため、例えば、ご自身の状況によっては、審査が通りにくいといった可能性も考えられます。(例:専業主婦であったかたがシングルマザー(母子家庭)となり、パート・アルバイト等をしながらお住まいを探す場合等)。

1-5.[相談相手]相談相手が身近にいない

平成28年度の「全国ひとり親世帯等調査結果報告」の統計によると、シングルマザーの中で「相談相手がいない」と答えたのは全体の20%。このうち「相談相手が欲しい」と答えた方は60.2%でした。

これは、シングルマザー(母子家庭)として生活する中で、育児や仕事、お金、再婚など、様々な大変なことがあるなかで、身近に相談相手がいないという現実に不安を抱く方がいらっしゃるということを示していると考えられます。
そのため、シングルマザー(母子家庭)としての負担を軽減させるという観点から、相談相手を持つことは非常に大切と我々は考えています。

2.シングルマザー(母子家庭)が幸せだと感じる瞬間3選

ここまで、シングルマザー(母子家庭)が大変なことについて解説しましたが、シングルマザー(母子家庭)は何も苦労ばかりではありません。

2018年、シングルマザーを対象にウーマンエキサイトが実施した「アンケート調査」によると、シングルマザーである現状を幸せだと回答する方が大半を占めていました。以下にアンケート結果を抜粋します。

Q.現在あなたは幸せだと思いますか?
はい 95.8%
いいえ 4.2%

Q.シングルマザーになってよかったと思うことはなんですか?(複数回答可)
精神的に楽な生活ができるようになった 71.4%
旦那さんの要求から解放された 61.9%
育児方針を自分だけで決められる 47.6%
お金を自由に使える 47.6%
自分が逞しくなった 46.0%
子供との思い出がたくさんできる 34.9%

ここでは上記の情報を元に、シングルマザー(母子家庭)が幸せだと感じる瞬間3選について解説します。

2-1.精神的に楽な生活ができるようになった

シングルマザー(母子家庭)になってから、精神的に楽になった方が多いようです。

たとえば、夫がいると、夫に合わせて家事を済ませたり、就寝時間や起床時間を調整する必要がありますが、シングルマザー(母子家庭)はその必要がありません。また煩わしい夫婦喧嘩もなくなります。
夫との価値観の違いや浮気癖、浪費癖などが原因で、夫婦仲がうまくいかないと、子供にも良い影響は無いと考えます。

シングルマザー(母子家庭)であれば、それらの精神的ストレスから解放されるため、精神的に楽な生活ができるようになったと感じる方が多いのかもしれません。

2-2.旦那さんの要求から解放された

シングルマザー(母子家庭)になると、例えば料理や家事、子育てなどに関する旦那さんの要求から解放されます。
夫の世話や要求が減り、貴重なお金や時間を育児やプライペートに回すことができることは、シングルマザー(母子家庭)の大きなメリットと言えるでしょう。

2-3.シングルマザー仲間と出会えた

シングルマザー(母子家庭)になると、シングルマザー(母子家庭)だからこそ出会える仲間との出会いの可能性があります。

令和3年3月3日に厚生労働省が発行した「令和元年度母子家庭の母及び父子家庭の父の自立支援施策の実施状況」によると、母子世帯は年々増えてきています。(平成2年調査においては母子世帯数が551,977が、平成27年調査においては754,724に増加)
その環境の中で、シングルマザー(母子家庭)になった結果として出会えた方々と悩み相談や情報共有をし、お互い助け合いながら生活できると、それはシングルマザーになってよかったと感じる1つの理由になりうるのではないでしょうか。

3.シングルマザー(母子家庭)が大変なことを乗り越えるためのポイント5選

ここでは、シングルマザー(母子家庭)の大変なことを乗り越えるためのポイント5選について解説します。先ほど解説した「シングルマザー(母子家庭)が大変なこと5選」の解決策になっているため、ぜひ参考にしてみてください。

3-1.[家計]貯蓄する工夫を始める

自分が使えるお金が減り、大変だと感じるシングルマザー(母子家庭)は、貯蓄するための工夫を始めましょう。

【貯蓄するためのポイント】
1.[節約する]収支を把握するため家計簿をつける
2.[収入を増やす]元パートナーと養育費の交渉をする
3.[収入を増やす]公的支援制度の利用を検討する
4.[資産を増やす]資産運用について検討する
5.[支出を減らす]減免や割引手当制度の利用を検討する


少しずつでも貯蓄するために家計簿をつけたり、元のパートナーと養育費の交渉をしたり、資産運用について検討したりして、収入を安定させましょう。詳しい貯蓄方法や資産運用については以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事
・シングルマザー(母子家庭)の目標貯金額と貯金方法
・シングルマザー(母子家庭)のお金の不安を取り除くお金のやりくり

また、シングルマザー(母子家庭)が使える公的支援制度や減免・割引手当制度については、後述解説します。そちらも合わせて参考にしてみてください。

3-2.[仕事]在宅ワークや各種サポート制度の利用を検討する

仕事と育児の両立が難しいと感じるシングルマザー(母子家庭)は、自宅でできるだけ子供の近くで仕事をすることで何かあればすぐ対応できる体制を作りながら家計を成り立たせるという観点から在宅ワークや副業案件、各種サポート制度の利用を検討しましょう。

【プライベートな時間を取るポイント】
1.子どもが成長するまで、時間がとりやすい仕事に就く(在宅ワーク)
2.副業案件にトライする
3.ベビーシッターや家事代行サービス、自治体のファミリーサポート制度などを利用する

上記2の副業案件についてですが、育児と仕事を両立するシングルマザー(母子家庭)にとって、スキマ時間の活用は大きなポイントです。忙しい合間を縫って、余裕がある方は副業にも挑戦するのもよろしいかと考えます。

【シングルマザー(母子家庭)におすすめの副業8選】
・アンケートモニター回答
・データ入力
・Webライティング
・イラスト作成
・Webデザイン・制作
・ハンドメイド販売
・フリマサイト・ネットオークション販売
・ブログ・アフィリエイト運営

また、上記3につき、シングルマザー(母子家庭)を支援するサポートサービスがたくさんあります。それらも最大限に活用しましょう。
こちらは利用は有料になりますので、家計とのバランスを考えながらの利用検討が必要になります。

シングルマザー(母子家庭)におすすめのベビーシッターサービス シングルマザー(母子家庭)におすすめの家事代行サービス
キズナシッター
NESS Corporation
eキッズ
Bears(ベアーズ)
フローレンス
タスカジ
Cat Hand(キャットハンド)
Casy(カジー)
イエキーピング
ピナイ家政婦サービス

関連記事
・未婚のシングルマザー(母子家庭)が知るべき支援や手当と養育費
・シングルマザー(母子家庭)の貧困状況と支援制度
・シングルマザー(母子家庭)が利用できる手当・支援制度のまとめ
・シングルマザーにおすすめの副業8選|在宅ワークの稼ぎ方や注意点なども解説

なお、シングルマザー(母子家庭)が使える公的支援制度や減免・割引手当制度については、後述解説します。そちらも合わせて参考にしてみてください。

3-3.[健康]生活環境を変えてみる

心身の疲労に悩むシングルマザー(母子家庭)は、生活環境を変えることで改善を図りましょう。

【生活環境を変えるポイント】
1.[仕事環境]パートタイマーは正社員として就職し、生活を安定させる
2.[仕事環境]職場環境を変えてみる
3.[くらしの環境]育児しやすい街に移住する(公的支援制度の充実した街)
4.[支援を探す]「wacca」などの当事者支援団体に参加し、ひとり親家庭に向けた各種サポートを受ける

なお、上記1点目、2点目については雇用形態の違い、そのメリットやデメリットを理解しながら検討が必要です。詳しくは、シングルマザー(母子家庭)の働き方|正社員・派遣・パートの違いや無理なく働くコツまでに記載ございますのでご覧ください。
なお、パートタイマーのシングルマザー(母子家庭)が正社員になるためには、会社での残業や長い通勤時間、認可保育園の限られた開園時間内での就業、子供への理解がある職場を探す必要があります。以下のシングルマザー(母子家庭)に特化した就職支援サイトなども活用してみてください。

【シングルマザー(母子家庭)に特化したおすすめの就職支援サイト】
はぴシェア
マザーズハローワーク
ぼっくるん

また、次のトピックともつながりますが、上記3点目のくらしの環境を変えるという観点から、公的支援制度が充実した育児がしやすい街に移住することも一つのオプションかと考えます。
加えて、上記4点目、「wacca」などの当事者支援団体を通して、当事者同士のコミュニティに参加し、日常の悩みを相談し合うこともできます。当事者同士のつながりを強め、精神的な負担を減らすこともできます。

生活環境を変えるための詳細やポイントについては以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事
シングルマザーの生活が不安な方必読 ! 生活の実態は? 楽に暮らすには?
シングルマザー(母子家庭)の生活保護の金額や条件と申請方法
シングルマザー(母子家庭)向けのシェアハウスの特徴と物件の紹介

3-4.[住居]引っ越しを検討する

住まいの確保については、引っ越しを検討しましょう。例えば、以下のようなアクションが考えられます。
・実家に戻る
・転職や移住で生活環境を変える
・「wacca」などの当事者支援団体に参加し、ひとり親家庭に向けた各種サポートを受ける

移住につき、自治体ごとにシングルマザー(母子家庭)に対する支援策は異なります。 なかには、移住するだけで助成金を支給してくれる市町村もあります。
たとえば、千葉県浦安市では、ある条件の元、家賃1万円を超えた額に対し、月額1万5,000円を限度として支給されます。
【参考|千葉県浦安市:ひとり親家庭住宅手当

各市町村の公式ホームページでは、子育て支援の取り組みが詳しく掲載されています。 皆さんが考える移住先の支援策を確認してみましょう。

また引っ越しを検討される方は以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事
シングルマザーが賃貸を借りるときのポイント
【2021年版】シングルマザーの地方移住|おすすめの自治体と移住のメリット・デメリットを解説
シングルマザー(母子家庭)向けのシェアハウスの特徴と物件の紹介

3-5.[相談相手]支援団体や家族に助けを求める

相談相手が身近にいないと悩むシングルマザー(母子家庭)は、支援団体や家族に助けを求めましょう。

【支援団体や家族に助けを求めるポイント】
1.自治体や企業の相談窓口を通して悩みを話す
2.「wacca」などの当事者支援団体に参加し、仲間と交流する
3.実家での育児を検討する

1点目・2点目につきシングルマザー(母子家庭)が悩みを共有するには、母子家庭向けの相談窓口や支援団体を利用しましょう。
加えて私たちが運営する「wacca」のように、当事者同士のコミュニティで悩みを相談・共有し合うことができます。

また3点目について、他人に相談しにくいという方は、実家で育児をするのも一つの選択肢です。
ちょっとしたストレスであれば他人に話せますが、子どもの養育費や進路の問題となると気軽には話せませんよね。
実家での育児は「児童扶養手当」の対象外になる可能性がありますが、実家暮らしなら経済的にも精神的にも負担を減らせることでしょう。

また支援団体や家族に助けを求めている方は以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事
シングルマザー(母子家庭)の貧困状況と支援制度
シングルマザー(母子家庭)の子育てに悩んだら|あなたの悩みを解決する5つのポイント

4.シングルマザー(母子家庭)が使える公的支援制度5選

前述の、大変なことを乗り越えるためのポイントで、公的支援制度の活用について言及致しました。ここでは、シングルマザー(母子家庭)が使える具体的な公的支援制度について解説します。経済的な支援から、育児に関わるものまで幅広い支援を受けることができるため、ぜひ活用してみてください。

4-1.児童手当

児童手当は、子供がいるすべての家庭が対象になる制度です。0歳〜15歳の子供に対して国から一定の金額が支給されます。その支給金額と基準は以下の通りです。

お子様の年齢 支給額
0歳〜3歳未満 15,000円
3歳〜12歳(小学校卒業)の 第一子/二子 10,000円
3歳〜12歳(小学校卒業)の第三子以降 15,000円
中学生 10,000円

児童手当をもらうには、住んでいる地域の役所に申請する必要があります。 未実施の方は、役所から送られてくる通知を確認し、手続きを進めましょう。

4-2.児童扶養手当

児童扶養手当は、シングルマザー(母子家庭)が対象になる制度です。0歳〜18歳までの子供を対象に手当が支給されます。月額の支給金額と基準は以下です。(令和3年4月〜)

全部支給 一部支給
児童1人 43,160円 43,150円〜10,180円
児童2人 10,190円 10,180円〜5,100円
児童3人 6,110円 6,100円〜3,060円
【参考|厚生労働省:児童扶養手当について

ただし、所得(収入ベース)によって全額支給の場合と一部支給の場合で異なるため、詳しくはお近くの役所に問い合わせましょう。

4-3.児童育成手当

児童育成手当は、18歳までの子供を持つシングルマザー(母子家庭)が対象になる制度です。子供の人数に応じて手当が支給されます。
しかし、全員が対象になるわけではなく、所得ごとに支給制限があります。制限基準は各市区町村で異なるため、必ず各市区町村の公式ホームページを確認するようにしましょう。

【東京都練馬区の場合】

手当 児童一人当たりの月額手当
育成手当 13,500円
障害手当 15,000円

[所得制限額表(単位:円)]
扶養親族等の数 所得制限額 給与収入額(目安)
0人 3,684,000 5,280,000
1人 4,064,000 5,755,000
2人 4,444,000 6,230,000
3人 4,824,000 6,693,700
扶養親族1人増すごと 380,000円を加算
【参考|練馬区公式ホームページ:児童育成手当

4-4.家賃補助

シングルマザー(母子家庭)は、地域や自治体から家賃補助を受けられるケースが多いです。しかし、全ての市区町村で取り入れているわけではないため、申請する前にお住まい地域の市区町村で適用されるかどうかを確認しましょう。

【千葉県浦安市の場合】

項目 内容
手当月額 家賃1万円を超えた額に対し、月額1万5,000円を限度として支給
資格要件 ・20歳未満までの児童を養育するひとり親家庭であり、本市の住民基本台帳に世帯主として登録されていること。
・自ら居住するための住宅(貸間を含む)を借り受け、月額10,000円を超える家賃を支払っていること。
・自らの名義の賃貸借契約により住宅を借り受けていること。
・所得制限限度額を満たしていること。
所得制限 192万円〜344万円(扶養人数によって異なる)
【参考|千葉県浦安市公式ホームページ:ひとり親家庭住宅手当

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シングルマザー(母子家庭)が受けられる住宅手当・家賃補助/助成

4-5.ひとり親家族等医療費助成制度

ひとり親家族等医療費助成制度は、シングルマザー(母子家庭)の子供や親が病院で診察を受けた際に健康保険自己負担分を各市区町村が援助する制度です。上限金額は、地域や自治体によって異なり、所得制限もあるため、いくら援助してもらえるかは、お近くの役所に問い合わせてみましょう。

【東京都練馬区の場合】

対象 負担割合 一部負担金限度額
外来(個人) 1割 18,000円/月
年間 144,000円
入院+外来(世帯) 1割 57,600円/月
多数回 44,400円
【参考|練馬区公式ホームページ:ひとり親家庭等医療費助成

5.シングルマザー(母子家庭)が使える減免・割引手当制度5選

ここでは、4の公的支援制度に加え、シングルマザー(母子家庭)が使える減免・割引手当制度について解説します。

5-1.ひとり親控除・寡婦控除

シングルマザー(母子家庭)には、ひとり親控除・寡婦控除があります。ひとり親控除とは、ひとり親を対象に一定金額の所得控除が受けられるものです。また寡婦控除(かふこうじょ)とは、死別や離婚が原因で、夫から離れて暮らすシングルマザー(母子家庭)が受けられる所得控除です。

減免制度 控除額
ひとり親控除 所得税:35万円
住民税:30万円
寡婦控除 所得税:27万円
住民税:26万円

なお控除が受けられるどうかある一定の条件があります。詳しくは以下の参考サイトをご確認ください。
【参考|国税庁:ひとり親控除】 【参考|国税庁:寡婦控除

5-2.国民年金の免除

シングルマザー(母子家庭)は、ある一定の条件のもと国民年金を免除できる場合があります。国民年金には4つの免除区分があります。

免除金額 条件:前年所得が以下で計算した金額の範囲内
1/4免除 158万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等
半額免除 118万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等
3/4免除 78万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等
全額免除 (扶養親族等の数+1)×35万円+22万円

【参考|国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度:日本年金機構

5-3.交通機関の割引制度

児童育成手当を受給しているシングルマザー(母子家庭)には、交通機関の割引制度があります。

各自治体で割引金額は異なりますが、たとえば、JR通勤定期乗車券は3割引が多いようです。
また、生活保護や児童扶養手当を受けている世帯の中で1人に対して、都営交通(都電・都バス・都営地下鉄・日暮里・舎人ライナー)の全区間の無料乗車券が発行されることもあります。

割引制度を受けるためには、以下の必要書類を持参し、各保健福祉センターこども家庭課で申請してください。
・児童扶養手当証書
・購入者の写真(たて4センチ×よこ3センチ)
・印鑑
【参考|居住地の市区町村役所の子供担当窓口(東京都の例)

5-4.上下水道の減免制度

シングルマザー(母子家庭)には、上下水道の減免制度があります。上水道料金・下水道料金の基本料金を減免する制度で各市区町村が援助しています。主に以下が対象です。
・児童扶養手当受給家庭
・特別児童扶養手当受給家庭

条件や減額上限についてはお住まいの地域の自治体に問い合わせてみてください。

【東京都練馬区の場合】

対象 減免内容
水道料金 基本料金と1月当たり10m³までの従量料金の合計額に100分の110を乗じて得た額
下水道領域ん 1月当たり8m³までの料金
【参考|練馬区公式ホームページ:水道・下水道料金

5-5.保育料の免除や減額制度

シングルマザー(母子家庭)には、保育料の免除や減額制度があります。免除や減額金額は、4月1日時点に子供が何歳か、保護者の前年所得はいくらか、住民税金額はいくらかによって算出されます。

【東京都練馬区の場合】
申請は不要です。保護者と生計を一にする児童を対象に、年齢の高い順から数えて1番目(第1子)の児童は保育料表中の第2子適用額の保育料となります。2番目(第2子)以降の児童についての保育料は無料となります。
【参考|練馬区公式ホームページ:保育料の決定・納入方法

6.まとめ | 大変なことは一人で抱え込まず周りの人に相談したり、支援制度を活用しよう

今回は、シングルマザー(母子家庭)に向けて、シングルマザーの大変さについてご紹介しました。

シングルマザー(母子家庭)は想像以上に大変なことが多いです。生活が大変だと感じる場合は、1人で抱えこまず、信頼できる家族や友人、当事者支援団体に相談するようにしましょう。また、シングルマザーが使える公的支援制度や減免・割引手当制度の活用も検討してみてください。

この記事が、少しでもシングルマザー(母子家庭)の方々の助けになれば幸いです。
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