仕事と育児を両立させるポイント8選|母子家庭などのひとり親も必見

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仕事と育児を両立させるポイント8選|母子家庭などのひとり親も必見

昔と比べて現在の日本では、仕事と育児の両立が、各世帯だけではなく国にとっての大きな問題となっています。

ただでさえ両立が難しい世の中ですから、シングルファザー・シングルマザー世帯ではより両立が困難になるでしょう。

そこでこの記事では、仕事と育児の両立を難しくしている理由と両立させるポイントをご紹介します。

これから子育てを始める人や、今現在仕事と育児の両立について悩んでいる方は参考にしてみてください。


1.仕事と育児の両立をめぐる現状

厚生労働省の調査によると、母親の仕事の状況は以下の通りです。

正規の職員・従業員 非正規の職員・従業員 仕事なし
2016年 22% 36.3% 32.8%
2019年 26.2% 37.8% 27.6%
2022年 30.4% 36.4% 24.3%
出典:2022(令和4年) 国民生活基礎調査の概況

厚生労働省の2022年の調査では、母親全体の66.8%が仕事をしています。そして、正規の職員・従業員は年々増えているのが現状です。

一方で「仕事なし」と回答した母親の割合は、年々減少しています。

つまり、仕事と育児を両立している家庭が年々増えているのが現代の日本の現状です。

シングルマザーやシングルファザーであれば、働きながら育児をしている方が一般的なので、より両立している割合は増えるでしょう。


2.仕事と育児の両立が困難である理由

ここからは、仕事と育児の両立を難しくしている理由について解説します。

2-1.育児の負担が大きい

仕事と育児の両立は多くの親にとって課題となっています。その中でも、育児の負担が大きいことが、両立が難しい理由の一つです。

子どもの成長や発達には個人差があり、時には思わぬトラブルや予期せぬ出来事が起こることもあります。

また、誰もが通るイヤイヤ期になると、大人が立てているスケジュール通りに物事が進まないことも考慮しなければなりません。

これらに対応するためには柔軟で臨機応変な対応が求められますが、これが仕事との両立を難しくしています。

2-2.親族の協力がない

また、親族の協力が得られない場合も、仕事と育児の両立が難しくなります。シングルマザー・シングルファザーの場合は、特に親や兄弟姉妹の協力があるかどうかが育児の大変さの大きな要因となります。

親族が近くに住んでいれば急なトラブルや仕事の予定変更にも対応しやすくなりますが、逆に離れている場合は、そのサポートが得られないため両立が難しくなるでしょう。

2-3.疲労により仕事に集中できない

仕事と育児の両立が困難な理由の一つに、疲労が挙げられます。

夜間の子育てや夜泣きに対応することが続くと、十分な睡眠を確保できず、その結果仕事に十分な集中力を発揮できなくなります。

これが続くと、仕事の品質が低下しストレスも溜まってしまうでしょう。

また、会社の制度を利用して在宅ワークを選択したとしても、子どもに対応するたびに仕事を中断する状況も考えられます。

子育てと同時に働き方も考える必要があるでしょう。

2-4.有事の際にすぐに保育園や学校に向かえない

さらに、有事の際にすぐに保育園や学校に向かえないという問題も存在します。

例えば子どもが熱を出した場合、病院に連れて行く必要があります。しかし、大事な会議などがあるとすぐに対応するのが難しいこともあるでしょう。

また、保育園や学校までの距離や連絡手段の確保が難しい場合は、両立が難しくなります。

ひとり親waccaの掲示板には以下のような投稿がありました。
はじめまして。4歳2歳の子どもがいるシングルです。現在アパートで3人暮らし。パートで働きながらなんとかやっていっていますが、つきまとうのはお金の不安。最近子どもが風邪をひき、治りを交互に繰り返しておりなかなか仕事に行けません。夜は夜でお仕事に行くこともできずスマホで稼げる仕事を探す毎日。同じような方っていらっしゃるんでしょうか?

出典:仕事と育児と時間… | ひとり親wacca 心のヘルプ

上記のように子どもが体調を崩しやすいと、特に両立が難しくなってしまうでしょう。

2-5.自分の時間が取れない

もう1つ仕事と育児の両立が難しい理由として、自分の時間が取れないことが挙げられます。

子どもの面倒を見ることや仕事に追われる中で、自分自身の時間を確保することが難しくなりがちです。

これが続くと、ストレスが溜まりやすく心身の健康にも悪影響を与える可能性があります。

特に子どもができる以前に多趣味だった人は、やりたいことがなかなか出来ないストレスに悩むかもしれません。

2-6.会社の制度が整っていない

少子化対策という理由もあって、さまざまな会社が仕事と育児の両立がしやすいように制度を整えています。 しかし、一部の企業では仕事と育児の両立をサポートする制度が整っていない場合があります。これも仕事と育児の両立を難しくしている理由の1つです。


3.両立している人のタイムスケジュール

仕事と育児の両立に成功している人たちは、工夫と計画性を持ってタイムスケジュールを組んでいます。以下に、仕事と育児を両立している人のタイムスケジュール例をご紹介しますので、ご参考ください。

時間 行動
06:00 起床・朝食の準備
06:30 洗濯・仕事の準備
07:00 朝食
08:00 子どもを保育園に送りながら出勤
17:30 勤務終了・子どもの迎え
18:30 帰宅・夕食準備
19:30 夕食
20:00 子どもをお風呂に入れて片付け
21:00 子どもを寝かせて自由時間
22:00 残りの家事をする
23:00 就寝
上記のタイムスケジュール例は、子どもが保育園に通っている家庭を参考にしています。 これはあくまで何も起きなかった1日の例です。

両立している人たちは、予期せぬトラブルにも柔軟に対応することができ、効率的な時間管理が鍵となっています。

4.仕事と育児を両立させるポイント(家庭Ver.)

ここからは仕事と育児を両立させるポイントを、家庭内と仕事の2つの観点に分けて解説します。 まずは家庭内の観点から見ていきましょう。

4-1.親族に協力を求める

責任感が強い親の場合、どれだけ家事・育児に力を入れてもさらに上を目指してしまい、心や身体が疲れてしまうこともあるでしょう。

そんな時は1人で抱え込んではいけません。まずは身近な存在である親族を頼ることが1つのポイントです。

時には親族を頼り、柔軟に対応することで、家庭と仕事のバランスを保つことが可能です。

4-2.子育て支援制度を利用する

さらに、子育て支援制度を積極的に活用することも重要です。各自治体や企業には様々な支援制度が用意されていて、これを上手に活かすことで、仕事と育児の負担を軽減できます。

例えば、保育園や学童保育などでは子どもを預かってもらう時間を延長したり、長期休みに預かってもらったりすることが可能です。

また育児休業やフレックスタイム制度など、柔軟な働き方を選択することができる場合もあります。

企業や自治体が用意している、さまざまな子育て支援制度を利用しましょう。

4-3.完璧にこなすことを諦める

また、完璧な両立を諦めることも大切です。すべてを完璧にこなすことは難しく、時には何かを優先する必要があります。

仕事でも育児でも、全てにおいて完璧である必要はなく、自分にとって最も重要なことに焦点を当てることが大切です。

例えば、乾燥機付き洗濯機や食洗機などの時短家電を利用したり、時間がない時はスーパーでお惣菜を購入したりすることも有効です。

完璧に全てをこなそうと思うと疲れてしまいますので、完璧を諦めればストレスを軽減し仕事と家庭の両立がしやすくなります。

ひとり親waccaの掲示板には以下のような投稿がありました。
フルタイムで、仕事して、残業もしてます。朝ごはんにお弁当、時間があれば、夕飯も作ってます。お風呂掃除して、洗濯干して、掃除機かけて、ゴミ出しして仕事行きます。それでも、出来てないと自分を責めます。何が、足りませんか?
出典:家事に仕事、育児! | ひとり親wacca 心のヘルプ

上記の例は、まさに完璧を求めてしまっていると言えるでしょう。自分に完璧を求めすぎず、たまには誰かを頼ったり甘えたりサボったりしても良いという柔軟な考えが必要だと思います。

4-4.子どもと過ごす時間を決めておく

家庭での両立を図る際には、子どもと過ごす時間を意識的に確保することも重要です。質の高い時間を過ごすことで、子どもとのコミュニケーションを深め、親子関係を強化することができます。

週末や休みの日を有効活用し、家族で過ごす時間を大切にすることがポイントです。

5.仕事と育児を両立させるポイント(仕事Ver.)

続いては、仕事の観点から両立させるポイントを解説します。

5-1.勤務形態の変更

仕事での両立を図るためには、勤務形態の変更が1つの手段です。

フレックスタイム制度や在宅勤務など、柔軟な働き方を取り入れている会社に転職することで仕事と育児のバランスをとりやすくなります。

また、パートタイム労働などの勤務形態に変更することで、突然の子どもの病気に対応しやすくなることもあるでしょう。

関連記事:シングルマザー(母子家庭)の仕事の選び方と探し方

5-2.両立支援制度を利用する

企業には様々な両立支援制度が用意されています。育児休業や時短勤務、テレワークなど、これらの制度を積極的に活用することで、仕事と育児をよりスムーズに両立させることができます。

適切な制度を選択し、柔軟な働き方を実現しましょう。

5-3.職場にあるさまざまな制度を使う

職場には様々な制度が存在します。子育て支援や福祉施設の利用、子どもの急な体調不良への対応など、職場の制度を上手に利用することで、仕事に集中しやすくなります。

他にも以下のような制度を利用することも可能です。
● 短時間勤務制度
3歳以下の子どもを養育していて、本来の勤務時間が6時間超であり、日雇いの契約ではなく適用期間内に育児休業を取得していない場合、1日の所定労働時間を6時間にすることができます。

● 短時間正社員制度
正規のフルタイム労働者と比較して、所定労働時間(所定労働日数)が短い正規型の労働者のことです。

● 育児時間の制度
1歳未満の子どもを育てながら働く女性労働者は、30分の育児時間を1日2回取得することができます。

上記の制度を利用しながら上司や同僚との円滑なコミュニケーションも大切にし、協力体制を築きましょう。

出典:厚生労働省 育児休業、短時間勤務制度
出典:厚生労働省 短時間正社員制度の導入・定着支援

5-4.両立できそうな仕事を選ぶ

最後に、仕事を選ぶ際には両立がしやすい職場や業種を選択することも重要です。

柔軟な働き方を許容する企業や、育児に理解のある環境で働くことで仕事と育児のストレスを軽減できます。

仕事の性質や環境を考慮し、自分に合った職場を見つけることがポイントです。

関連記事:シングルマザーの賢い生き方を解説|お金の貯め方から恋愛・考え方まで

6.育児・介護休業法が改正される!

男女の性差にかかわらず出産・育児・介護などのライフイベントと、仕事を両立するために制定されたのが、育児介護休業法です。 育児介護休業法は、これまでに以下のように改正されてきました。

施工日 改正内容 対象企業
2022年4月から ①育児休業を取得しやすい雇用環境整備及び妊娠・出産の申出をした労働者に対する個別の周知・意向確認の措置の義務付け
②有期雇用労働者の育児・介護休業取得要件の緩和
全企業
2022年10月から ①産後パパ育休の創設
②育児休業の分割取得
全企業
2023年4月から 育児休業の取得の状況の公表の義務付け 従業員数1,000人超の企業
育児介護休業法は、上記のように3段階に分けて改正が行われています。 ここからは、上記の改正の大まかなポイントについて解説します。

出典:厚生労働省 育児・介護休業法について

6-1.育児休業を取得しやすい雇用環境整備

育児休業及び産後パパ育休の申出が円滑に行われるようにするために、事業主(企業)は以下のいずれかの措置を講じる義務があります。

1. 育児休業・産後パパ育休に係る研修の実施
管理職は必ず研修を受ける必要があり、全労働者が受けることが望ましいとされています。

2. 育児休業・産後パパ育休に関する相談体制の整備
実質的な窓口を設置する必要があり、従業員に周知しなければなりません。

3. 自社の労働者の育児休業・産後パパ育休取得事例の収集・提供
自社の育児休業の取得事例を収集し、その情報を労働者がいつでも閲覧できるようにします。

4. 自社の労働者へ育児休業・産後パパ育休に関する制度及び育児休業取得促進に関する方針の周知
育児休業に関する制度や取得促進に関する事業主(企業)の方針を社内掲示板等に掲載し周知することです。

少なくとも上記のいずれかの措置を講じる義務がありますが、可能であれば複数実施することが望ましいとされています。

6-2.産後パパ育休の創設

2022年10月の改正で創設された産後パパ育休とは、子どもの出生後8週間以内に4週間(28日)まで休業できる制度です。2回を限度として分割取得することもできます。

休業の2週間前までに申出することができます。2回に分割して取得する場合、初回の休業時に2回分をまとめて申請しなければなりません。

産後パパ育休は、労使協定を締結していて労働者が合意した範囲であれば、休業中にも就業が可能となっています。しかし、就業できる日数は、休業期間の所定労働日・所定労働時間の半分までと決められていることにご注意ください。

この産後パパ育休の創設によって、従来制定されていたパパ休暇は廃止となります。

対象となる労働者は「産後休業を取っていない労働者」です。産後パパ育休という名前ですが、配偶者が専業主夫の場合や養子等の場合は女性も対象となります。

以下の条件のうち、いずれかに当てはまる者は労使協定の締結により産後パパ育休の対象外にできます。
● 入社1年未満の労働者
● 申出の日から8週間以内に雇用関係が終了することが明らかな労働者
● 1週間の所定労働日数が2日以下の労働者

産後パパ育休の申請方法を以下にまとめておきました。

書面記載事項 期限
〈労働者から事業主〉
休業を取得したい労働者は、書面で事業主に申出を行う(事業主が認める場合は、FAX・電子メール等も可)
● 申出年月日
● 労働者の氏名・子の氏名、生年月日、労働者との続柄など
● 産後パパ育休の開始予定日と終了予定日
● 申出に係る子以外に生後8週間未満の子がいる場合には、その子の氏名、生年月日、労働者との続柄
● 【養子】養子縁組の効力発生日
● 特別の事情があり、休業開始予定日の1週間前に申し出る場合は、その事情に係る事実
● 原則休業開始の2週間前まで
● 雇用環境の整備などについて、法を上回る取組を労使協定で定めている場合には1ヶ月前までに期限の変更が可能
● 出産予定日前に子が出生したなどの場合は1週間前まで
〈事業主から労働者〉
労働者から申出があれば、事業主は速やかに取扱通知書を書面で交付する
● 産後パパ育休の申出を受けた旨
● 産後パパ育休の開始予定日と終了予定日
● 産後パパ育休の申出を拒む場合には、その旨とその理由
申出を受け取ってから約1週間以内

6-3.育児休業の分割取得

これまでの育児休業は原則1回しか取得することができませんでしたが、2022年10月の改正で2回に分割して取得することができるようになりました。

ただし、分割して取得できるのは1歳までの育児休業に限定されています。1歳6ヶ月・2歳までの育児休業は分割取得ができないことにご注意ください。

育児休業は産後パパ育休と一緒に取得することができるので、分割して取得することにより、子どもが1歳になるまでに最大で4回の取得が可能です。

6-4.育児休業の取得状況公表の義務付け

従業員数が1,000人を超える企業の事業主は、男性の育児休業等の取得状況を毎年少なくとも1回公表することが義務付けられました。

これは、新たに制定された産後パパ育休などを世間に定着させるために改正されたものです。

各企業は以下の2つの内容を公表しなければなりません。
1. 男性の育児休業等の取得割合
公表する前の事業年度中に男性従業員が育児休業等をした数÷公表する前事業年度中に男性従業員であり、配偶者が出産した者の数

2. 育児休業等と育児目的休暇の取得割合
(公表する前の事業年度中に男性従業員が育児休業等をした数+小学校就学の始期に達するまでの子を養育する男性従業員を雇用する事業主が講ずる「育児を目的とした休暇制度」を利用した数)÷公表する前事業年度中に男性従業員であり、配偶者が出産した者の数

上記の2つの内容を、インターネット等の手段により一般の方が閲覧できる方法で公表する義務があります。

7.仕事と育児に疲れた時の対処法

仕事も育児も、両方とも簡単なことではありません。人間1人1人体力も違えば、できることも限られています。 ここからは、仕事と育児の両立に疲れた時の対処法について解説します。

7-1.1人の時間を作る

仕事と育児の両立は非常に大変でストレスがたまりやすいものです。そのため、時折1人の時間を確保することが重要です。
家族や仕事から離れ、自分だけの時間を持つことでリフレッシュし、心身の疲れを癒すことができます。
趣味や好きなことに時間を割くことで、新たなエネルギーを得ることができます。
反対に、1人の時間を作らなければ、心に余裕が生まれず仕事にも育児にも悪影響が出てしまうでしょう。

7-2.プチ贅沢をする

また、仕事と育児の合間には、小さな贅沢を許すことも大切です。例えば、好きな本を読む、お気に入りのスイーツを楽しむなど、日常生活にちょっとした楽しみを取り入れることで、ストレスを軽減できます。
小さな幸せを感じることが、仕事と育児の両立において心のリフレッシュとなります。

7-3.きちんとした睡眠時間の確保

疲れた時には、睡眠も十分に確保することが重要です。良質な睡眠は体力や精神面の回復につながり、次の日の仕事や育児にも良い影響を与えます。 反対に、睡眠時間を確保できなければ、脳の機能が低下してしまいストレスを感じやすくなってしまうでしょう。
就寝前のリラックスタイムを確保し、十分な睡眠を心がけることで、より効果的に疲れを癒すことができます。

7-4.涙を流す

時には感情を解放するために、涙を流すことも重要です。仕事と育児の両立はストレスが溜まりやすく、感情を押し殺すことは逆に負担を増やすことになります。
涙を流すことで心の中のストレスを解放し、気持ちを軽くすることができます。感情の表現を大切にし、心の健康を保つことが両立の鍵です。

7-5.適度な運動をする

運動はストレス解消に効果的な手段の一つです。適度な運動を取り入れることで、体力の向上やリラックス効果が期待できます。
例えば、ウォーキングやヨガなど、気軽に続けられる運動を選んで、仕事や育児の合間に取り入れることで心身のリフレッシュが可能です。

7-6.好きな音楽を聴く

音楽は心を癒す力を持っています。仕事や育児の合間に、好きな音楽を聴くことでリラックス効果が得られます。
ストレスの解消や気分転換に効果的な音楽を選んで、自分のペースでリフレッシュすることが重要です。

7-7.1人の時間を確保する方法

1人の時間を作るとは言っても、日々仕事と育児に追われているひとり親の方からすると、1人の時間を確保する方法に悩むでしょう。 1人の時間を確保する術として、主に以下の方法があります。
● 親や親族に子どもを預ける
● ベビーシッターに依頼する
● 元夫(元嫁)に預ける
● 時短家電を利用する
● 食材宅配サービスを利用する

日々やらなければならないことは、時短家電や宅配サービスを利用することでタイムパフォーマンスを上げることができます。

その上で頼れる人に子どもを預けることができれば、1人の時間を確保することができるでしょう。

8.まとめ|制度と周りを頼って賢く両立しよう

この記事では、「仕事と育児の両立」というテーマに焦点を当て、その難しさや理由、成功するためのポイント、最新の育児・介護休業法の改正について紹介しました。
感情を大切にし、心身の健康を保ちながら、仕事と育児の両立を賢くこなしていくことが重要です。
シングルマザー・シングルファザーにとって仕事と育児の両立は容易ではありませんが、様々な制度や周りの協力を上手に活用することで、賢く両立することができるでしょう。
時には1人の時間を作り、リフレッシュすることが長い目で見た時に自分にとっても子どもにとっても有意義になると思います。
まずは1人で抱え込まず、周りに頼ってみることから始めてみましょう。

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